前期試験を受けられた皆様お疲れ様でした。
良い知らせを楽しみにしつつ、
来年の私も乞う御期待・・とずうずうしいことを
いってられるのも今のうちだけだろう。

センターを同じ教室で受けた子たちはどうだったのかなとふと考えたりする。
私は、地元の女子高で受けたのだが、ほとんどが
制服を来たそこの生徒さんだった。
おそらく、最年長の私に担当してた係員(たぶんそこの先生たち)
は、妙に気を配ってくれてたみたいだ。
「写真を貼ってください」・・・私の方を見る。
「寒くないですか」・・・私の方を見る。
「何かわからないことはありますか」・・私の方を見る。
「二日間お疲れさまでした」・・私の方を見る。

自意識過剰だろうか。いやいやそんなことはない。
一旦外に出て、教室に入る時には、受験票を
見せてから入室するのだが、その時も
私の顔を見ただけで、受験票は見ずに「はい
どうぞ」と、顔パスでOKだった。
別にうれしくもなんともない。
何だか、シルバーシートを半ば強引に
勧められる、元気な年寄りになったような
気分だ。
二日目には、ちょっとおもしろい子が
時間ぎりぎりになってやってきた。
いかにも、どこかに遊びに行ってて、「あっ今日はセンター試験だ」と、思い出して、やってきた
感じだった。
その子は、ばっちりメークをして、小さなバックを
もって、なぜだか、肩からは、大きなカメラを
下げていた。
筆記用具も持ってきていなくて、借りていた
みたいだ。

試験場に入る時には、お母さんと二人で来ていて、
半泣きの状態で、お母さんに「入り口まで一緒に
来て」と、ぐずる女の子がいた。
私が通り過ぎると、「ほら、あんな小さい子も
一人で来てるんだから、あの子に付いていきなさい」と、すごい説得をしていた。
小さい子とは、たぶん私のことだ。
もちろん、そのお母さんは、私の後ろ姿しか
見てない。
偶然二日目の朝もその子を見かけた。
その子は、すっかり慣れた風に、元気に
一人で試験場に歩いていった。

センター試験にもたくさんのドラマが
あったんだろうな。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索